仏さまと一緒

仏さま(阿弥陀如来)とは、すべての生きとし生ける者を救うと誓われた方です。全てのいのちと自身のいのちを分け隔てしない境地が仏のさとりの境地です。私たちもそのような思いで生きていきたい所ですが、実際には自分のことで精一杯です。とても全てのいのちを自分のいのちと同じように大事に思うことは困難です。親鸞聖人は、仏さまのようには生きられない愚かな自身であることに気づかれました。そして、仏さまの教えを中心としたお念仏(南無阿弥陀仏)の人生を歩まれました。それは、愚かな自身を拠り所とするのではなく、仏さまの教えを拠り所とするということです。

※「拠り所」とは、言動の判断の根拠(基準)ということ。(仏さまの教えを拠り所とするということは、日常生活の中で、自己の考えや世の中の常識に基づき、判断し行動していることを、仏さまの教えに基づき判断し行動するということです。そのためには聴聞〈教えを聞くこと〉が重要になります。)

文相寺 公式サイト

このサイトは、親鸞聖人を開祖とする浄土真宗本願寺派(西本願寺)の一般寺院である文相寺の公式ホームページです。

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