「ハラスメント」という言葉をよく耳にするようになりました。
〇セクシャル・ハラスメント(セクハラ)
〇パワー・ハラスメント(パワハラ)
〇モラル・ハラスメント(モラハラ)
〇アルコール・ハラスメント (アルハラ)
〇マタニティ・ハラスメント (マタハラ)
〇ワクチン・ハラスメント(ワクハラ)
etc.
平成・令和の時代には、様々なハラスメントが社会問題化しました。しかし、未だに「良かれと思って言ったのに、何が問題なの?」という人がいます。「ハラスメント」とは「嫌がらせ」のことで、行為者の思いや考えにかかわらず、例外はありますが、基本的に相手が不快な気持ちになればハラスメントに該当します。おそらく、多くの人が、さまざまなハラスメント被害に遭っているように思いますが、被害者がいるということは加害者もいるはずです。「相手の気持ち」という視点に立つと、私がハラスメントの加害者であった可能性に気づかされます。仏教を学ぶと「恐ろしい私」の姿が見えてきます。その真実である「恐ろしい私」が救われる教えが浄土真宗なのです。
合 掌
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